「主様。
いつもありがとうございます。
主様に尽くす事ができて、私めも嬉しく思います。
これを受け取ってください。私めの想いが、少しでも主様のお力になれれば
これほど嬉しい事はありません」
下忍くノ一からプレゼントを受け取った。
「ココロもカラダも、主様に捧げます。
私めごときに主様のお時間をとらせるわけにはいきませんので名残おしいですが……
必要ならいつでもおよび下さい。
私めが精一杯、尽くしますから」
【礼をいう】
【口移しで食べさせる】
【礼をいう】
男は礼をいった。
「恐縮です主様。
主様に喜んで頂ける事が私めの喜び」
下忍くノ一がはにかんだ微笑みを浮かべた。
心から悦んでいると、その顔がいっていた。
お礼を伝えただけで、感謝の想いが伝わってくる。
「これからも、主様にお仕えします。
なんなりとお申し付けください」
満面の笑顔で、下忍くノ一はいった。