「主様」
ボイン、と揺れ動く。
乳にチョコレートがのっていた。
「あ、あの……」
配下のくノ一が顔を赤らめる。
少し恥ずかしそうだ。
ミチミチとはちきれそうな巨乳が窮屈そうにおさまっている。
乳を揉む
ああ乳を揉む
乳を揉む
乳は生命を育むものだ。
春には乳を揉み。
夏には乳を揉み。
秋には乳を揉み
冬には乳を揉むのだ。
んぁっ!?
――揉んでいた。
乳を揉んでいたのだ。
もみもみと、下忍くノ一の乳を容赦なくもみしだく。
男なら一度はさわってみたいであろう巨乳を、草薙は容赦なくもんでいた。
「あくっぅ…」
配下の少し苦しげな吐息がもれる。
「ふぁんっ」
吐息の中にせつなげな熱がこもっている……気のせいだと思うことにしよう、そうでないと本番がはじまりかねない……
「も、申し訳ありません主様」
配下のくノ一が申し訳なさそうな顔で謝った。
悪いのは乳を揉んだ俺なので謝る必要はないと伝える。
「お心遣い感謝いたします主様」
「あの……これを……」
下忍くノ一は甘味を草薙に渡した。
チョコレートだ。
「少し甘みを濃くしています。主様は普段から戦っていますので……少しでも疲れを和らげられればと……」
配下のくノ一の心遣い、誠心があった。
「私め達のこの肉体、使い捨ての道具としてお使いください」
ちょっぴり過激な気がするがそれもまた良し。