「「ようこそお客様❤️」」
豊満な肢体を黄色いビキニで包んでいる。
広大な青い海。
ギラギラと輝く太陽。
そして、ひしめくビキニ美女。
夏の楽園だった。
「おう」
返事をする男。
「「歓迎します❤️ お客様」」
男はこの、ビキニ美女軍団をよく知っていた。
黄色いビキニの巨乳軍団イエローキャブル。
悪の組織ヘルヘブンに所属する女戦闘員である。
ヘルヘブンの女戦闘員には複数の女戦闘員がいる。
赤いスーツのブラッディーボルン、黒いスーツのブラックパイル。
そして黄色いビキニのイエローキャブル。
今、草薙の前にズラリと並ぶ美女達がそれだ。
お客様大歓迎キャンペーン。
黄色ビキニの女戦闘員が観光客を歓待している。
ここにきた観光客は、限られた人間、ヘルヘブンと繋がりのある組織の関係者ばかりである。
巨乳美女軍団、黄色いビキニのイエローキャブルがここに配されていた。
水着姿で歓迎してくれる美女軍団。
開放的な夏の海に、開放的なビキニ美女達がひしめきあう。
惜しげもなく、豊満な肉体をさらけだす。
明らかにサービス過剰。
草薙はある目的でこのリゾート地にきていた。
それも普通のコースではない。
ゴールドコース。
このワラワラいる巨乳軍団、イエローキャブルの美女達が肉弾接待をしてくれるのだ。
イエローキャブル。
ヘルヘブンに忠誠を誓う黄色ビキニの女戦闘員。
命令とあらば自分より強い男相手にも果敢に肉弾戦を挑む。
必要とあらば、お色気で相手を惑わす。相手に抱きつきキスして魅了する。
必要とあらば自分より強い男に抱きつき自爆する。
なんでもやるのがヘdルヘブンの女戦闘員だ。
生死も関わらない歓迎モード。
命令があればビーチにきた客に濃厚な歓迎をする可能性はある。
(落ち着け、まずは様子見だ)
いつものヤるヤるモードのヘルヘブン女戦闘員ならともかく、今の彼女達は客を歓迎するキャンペーンガール、リゾートの接待要員としてふるまっている。
(今回はいつものように過激なやり方はしてこないだろう)
っとそう考えるようにする草薙悠弥。
だが――
「ようこそ、お客様❤️」
「それではお客様❤️」
「歓迎の口づけを❤️」
「ウェルカムキスです❤️」
いきなり濃厚だった。