草薙は山奥に来ていた。
化け物が出るという山だ。
人を丸呑みにする魔物である。
危険な外来種。
しかもその数は増えているという噂まである
そんな魔物が繁殖されては近隣の村は全滅だろう。
日本の子供や老人がいる村だ。
事件を解決せねばと草薙は魔物がでるという山奥に向かっていた。
山には綺麗な川が流れていた。
浅瀬を進む草薙。
歩を進めるとパシャリと、水がはねた。
済んだ水滴が太陽に照らされキラキラと輝く。
流水の音を背景音楽に、鳥の声が響く。
(……綺麗な所だな)
山は綺麗な所だった。
澄んだ水。
鳥の声。
日本の良き田舎という風情である。
(少し逗留するのも悪くないが……今は事件の解決だな)
日本の綺麗な田舎、その平和を脅かす存在に怒る。コイツは討滅待ったなしだぜと草薙が思っていたその時。
ガサッ!
草むらから何かが飛び出してきた。
ソレは人で……女だ。
豊潤な肢体を黒いビキニで覆っている。
手に刃物を携えこちらに突き出してくる。
「!?」
草薙が素早く対処。
黒い影が突き出した殺傷力満々の
ナイフを持つ手をうつ。
「あぅっ!?」
女がうめいた。
草薙が後ろにまわる。
ガッツリ密着し、女の肉体を極める。
「うぅっ」
声を出さないよう口をおさえる。
後ろから抑え密着し、黒ビキニの女が草薙に密着したままビクビクと体をはねさせる只の女ではないし、一般人であるはずがない。敵性戦力
このまま情報
「ふんっ」
「おぉうっ」
力を入れて草薙は女を昏倒させた。
ピクピクと体を震わせ襲撃者の女はぐったりと昏倒する。
まずはコイツから情報を聞き出すか。
少し時間がかかった。
いったんここを離れようと草薙が思ったその時
「!!」
ザッ
ザッ
ザッ
囲まれている。
周囲には、多くの女の姿。
先ほど倒した女と同様に、豊満な肉体を黒のビキニで覆っている。
プルン❤️
プルン❤️
プルン❤️
巨乳軍団、グラビアアイドルのような抜群のプロポーションをした黒ビキニの美女の群れ。
(ヘルヘブンの女戦闘員か)
黒ビキニの美女軍団、ブラックパイルだった。
