クリスマスイベント的シナリオ。
エリミナ。
「el――こ、こんにちは。」
わ、私なんかで本当にいいのでしょうか?
「今夜はその……カップル、さん?が
愛し合う風習がそちらの日本ではあると……
本来の祭りの趣旨とは違うみたい……ですが……」
もじもじと、エリミナが恥ずかしそうに視線をそらす。
「私の故郷ではその……殆どなじみがないので……」
【いいですとも!】
「el、あ、ありがとうございます。
ふ、ふつつか者ですが宜しくお願いします」
◆
最初は緊張していたエリミナだったが、話をしていく内に徐々に打ち解けた様子を見せて
きた
「いい夜ですね。
持ってきてくれた食べ物もおいしくて。
こういう事は長く……経験していなかったので……
el……今夜をあなたと過ごせて、とても嬉しいです」
「なにかお礼をしたいので……el……なにかあればいってください。
できるだけ……応えますから……」