……ぎゅってしていいですか。
……ありがとうございます。
では、失礼します。
……こうやってぎゅってする事で感じるんです。
……私、あなたを感じています。
自分の事を話すのって難しいですよね。
緊張したり、ドキドキしたり、怖かったり。
変に思われるんじゃないかな、とか。
情けないって思われるんじゃないかな、とか。
でも大丈夫です。安心してください。
私はあなたを癒すためにきました。
目、閉じますね。
――頑張ったね。とってもとっても頑張ったね。
……辛かったよね。悲しかったよね。
もう大丈夫ですよ。
私はあなたの味方ですから。
私達は癒しの杜……あなたを癒すためにここにいます。
何でもいってくださいね。
私が全部受けとめますから。