「今日は……島根県だ!」
今回も日本を応援する草薙悠弥である。
島根は日本の防衛という観点でも大事な場所だ。栄えた方が良い。
今回の業種は。
「水産、漁業支援だ!」
今回、草薙悠弥が支援したのは島根県の水産会社。
魚を旅館等に提供していたが大陸からの被害により売上が減少。
観光客の減少は旅館客の減少。
旅館客の減少は食料需要の減少であり、食料需要の減少は食料を提供してる会社の売上減少でもあるのだ。
(応援だ)
草薙はクラウドファンディングで支援を求めた島根の水産加工の会社を支援した。その会社、クラウドファンディングで集めた資金は会社の存続。
(真剣だな)
支援金の使い道は一言、会社の存続だった。
真剣なもの、遊びのない事情。
草薙が支援するには十分だった。
そして支援した結果送られてきたのが……
「カレイか」
魚のカレイである。
「食べて応援だ」
魚だ。
(焼いて食うか)
草薙はカレイを焼いた。
そして――食う。
(――うまい)
カレイは実にうまかった。
骨は殆ど抜かれている。
さすがは島根の水産加工会社が作ったカレイである。
食べやすい。
カレイには味もついていた。
さすがは島根の水産加工会社が作ったカレイである。
うまい。
(良いな)
魚がカレイがうまい。支援して良かったと草薙は思う。
ささやかな金額、ささやかな支援。
だが――
「――それもまた良し」
(頑張れよ、島根!)
(頑張れよ、島根の漁業!)
(頑張れよ、島根の水産加工!)
草薙悠弥は今日も日本を応援。
島根県を応援したのであった。